交通事故治療で整骨院に通院するメリットは?
病院・整形外科と整骨院を併用するメリットや注意点を解説
交通事故による怪我の治療で、「病院と整骨院は併用できる?」と迷う方もおられます。
交通事故の治療で病院と整骨院を併用することは可能です。
整骨院に通院するメリットや治療内容の違い、注意点などをお伝えします。
整骨院に通院するメリット
メリット➀
交通事故で多いケガ「むちうち」や「腰痛」は、筋肉や靭帯の損傷であるため、レントゲンやMRIには症状が映らない可能性があります。
患者様に痛みがあっても病院では「異常なし」と判断されてしまい、痛み止めと湿布の処方だけでなかなか症状が緩和されないこともあります。
この場合、定期的な検査や薬の処方は病院で受けて、日々の通院は整骨院で施術を受けることは良い選択です。
当院では、国家資格取得の柔道整復師が体に直接触れる手技療法を行っているため、レントゲンやMRIでは見つけられなかった痛みの原因を特定し、症状を緩和できる可能性があります。
メリット②
病院によっては平日の午後の診療が早く終わってしまい、仕事の都合で平日の通院がむずかいケースもあります。
当院は夜20:00まで受付しています。(施術内容により21:00まで診療)
また、病院の診察は待ち時間が長くなることがありますが、当院はあなたの時間を大切にします。
事前にご予約いただくことで待ち時間0分でご案内できます。
施術内容によっては予約なしでも待ち時間0分でご案内できます。
メリット③
慰謝料について
通院の慰謝料:通院に日数に応じて支払われる
整骨院の通院も病院と同様に「通院の慰謝料」の算定日数の対象となります。
交通事故通院の病院と高木整骨院の違いについて
病院・整形外科と高木整骨院の違い
| | |
| 病院・整形外科 | 高木整骨院 |
資格 | 医師 | 柔道整復師 |
治療・施術内容 | レントゲン・MRI検査 痛み止めや湿布の処方 ※リハビリを行う場合もあり | 柔道整復師による手技療法 電気療法 温熱療法 |
診断書の発行 | あり | なし |
受付時間 | 病院による | 平日 8:30~12:00 16:00~20:00 土曜日 8:30~16:00 |
待ち時間 | 状況による | 0分 |
自賠責保険の適用 | あり | あり |
病院と整骨院を併用する注意点
病院や保険会社によっては患者が整骨院の通院を希望しても通院を制限する場合がありますが、WMAリスボン宣言(下記参照)では患者の意思で自由に医療機関を選択できると述べられています。
病院と整骨院を併用して通院する場合、次の3ステップの手続きが必要となります。
病院と整骨院を併用して通院する為の3ステップ
➀病院を受診して診断書をもらう
②担当の医師に整骨院に通院する旨を伝える
③相手の損保会社に整骨院の通院を伝える
➀病院を受診して診断書をもらう
交通事故にあった直後は、まず病院へ行きましょう。
事故後すぐは興奮や緊張で痛みがあらわれないこともありますが、2~3日後から痛みが出てくる場合もあります。
事故直後は首だけ痛くても、あとから腰や手首などに痛みが出てくることはよくあります。
ケガの状態に不安がある時は、我慢せずに医師に伝えましょう。
事故直後に病院に行かず、ある程度日数が経過してしまうと事故と痛みの因果関係を疑われてしまい、納得のいく診断書を取得できない可能性があります。
▲交通事故治療における診断書の内容と役割
整骨院では、医師の発行した診断書に記載された病名に対してのみ施術が行えます。
たとえば、首と腰が痛くても診断書に腰の病名の記載がなければ、腰への施術は受けられません。
②担当の医師に整骨院に通院する旨を伝える
痛みがあっても病院では痛み止めと湿布の処方だけの場合もあります。
また、どうしても病院の受付時間に都合が合わない為に平日の通院ができない場合等は、整骨院に通院することを医師に伝えてください。
③相手の損保会社に整骨院の通院を伝える
保険会社に「病院と整骨院を併用する」という旨を伝えないと、施術費用や慰謝料の支払いを受けられなくなってしまう可能性があります。
病院と整骨院の併用を医師に伝えた後は、相手側の保険会社に報告してください。
患者の権利に関する WMAリスボン宣言(世界医師会) について
WMA(世界医師会)には現在115カ国が参加しており、日本医師会は1951年より、WMAに加盟しています。
WMAリスボン宣言(世界医師会) 日本医師会訳参照
1【良質の医療を受ける権利】
患者は、差別なく良質かつ適切な医療を受ける権利があります。
2【選択の自由の権利 】
患者は、民間、公的部門を問わず、医師、病院、あるいは保健サービス機関を自由に選択し、また変更する権利があります。
3【自己決定の権利】
患者は、自分自身に関わる自由な決定を行うための自己決定の権利があります。
WMAリスボン宣言では患者の意思で自由に医療機関を選択できると述べられています。
交通事故の治療で病院と整骨院を併用することは患者が希望すれば可能です。
信頼できる病院はWMAリスボン宣言の精神に則って患者の権利を十分守り、患者にとって最良の医療を提供しています。
当院では病院と整骨院の併用をおすすめしています
症状によって治療期間が長期になってしまった場合、医師から後遺障害認定を受ける提案をされることがあります。
この場合は病院で医師の診察を定期的に受けていることが必要になります。
(整骨院では後遺症の診断書は発行できません)
交通事故の治療は整骨院だけに通院するのではなく、病院と整骨院の両方のメリットを最大限に活かす通院をおすすめいたします。
交通事故による怪我は早期の対応が重要です
- 事故のあとから首や腰の痛みが引かない
- 病院の治療だけでは痛みがとれない
- レントゲンで写らない筋肉の痛みがある
- 頭痛やめまい、吐き気、耳鳴りなどがある
- 待ち時間の長い通院はむずかしい
交通事故による痛みやしびれなどの症状は、できるだけ早くケアをすることが大切です。そのうち良くなるだろうと放置していると、状態が悪化して日常生活に支障をきたすだけでなく、痛みが慢性化してしまう可能性もあります。
事故直後に痛みを感じなかったとしても、3日~1週間後に痛みがきつくなることが多いのが、事故による怪我の特徴です。
交通事故の場合、被害者・加害者ともに多いのが首のむち打ち症状。衝撃によって首がむちを打つようにしなる様子から、むち打ちと呼ばれています。また、それによって背中や腰、肩、腕まで痛みが生じることもあります。
門真市の高木整骨院では、病院では異常がないといわれた痛みの原因を特定し、改善することが可能です。当院で施術を受けた方の97%以上が、初回の施術で効果を実感しています。
交通事故後に首や腰に痛みが表れる原因
交通事故により、首や腰に大きなダメージを受けると、筋繊維には微細な断裂が起こります。断裂が起こると、筋肉が萎縮してしまい、関節が動かしにくい状態に。この状態のまま無理に筋肉を動かしていると、痛みが悪化し慢性化してしまいます。
事故の衝撃によって、筋繊維に微細な断裂が起こることが痛みの原因となるわけですが、これはレントゲンには映りません。病院では、レントゲンに異常がないと痛み止めと貼り薬を処方されるだけという場合もあります。
程度によっては徐々に症状が改善してくこともありますが、筋肉が萎縮した状態を解消しないと、首や腰の痛み、頭痛、めまい、吐き気、耳鳴りなどの症状が出てきます。
直接ダメージを受けている首や腰だけでなく、頭痛やめまい、吐き気などの症状が表れるのは、患部に強い痛みを感じることによって、交感神経と副交感神経のバランスが崩れているため。いわゆる自律神経失調症の症状が表れているということです。
また痛みをかばうために、背中を丸くするなど悪い姿勢を取り続けていると、横隔膜が下垂し、骨盤に歪みが生じることがあります。
門真市で交通事故施術なら様々な症状を改善に導く当院へ
高木整骨院では、交通事故施術のほか、肩こり・腰痛の改善、骨盤矯正、姿勢改善など、幅広いお悩みに対応しています。これまで延べ15万人以上の施術を行っており、豊富な実績に裏付けされた効果的な施術を提案します。
交通事故によるむち打ち、腰痛などの平均的な施術期間は3〜4か月程度。症状が重度の場合は施術期間は長引きますが、6か月程かけて少しずつ改善してくケースもあります。
交通事故による身体の不調を改善することで、仕事や家事の効率が上がるだけでなく、心にも余裕ができ家族など周囲の人への接し方も変わるでしょう。これまで痛みのせいで諦めてきた趣味も楽しめるようになり、毎日を笑顔で過ごすことができるようになります。
交通事故後体の調子が悪い、病院や接骨院、鍼灸院などに通ってもなかなか良くならないとお悩みの方は、ぜひ一度当院にご相談ください。
交通事故施術をうけたお客様の声・口コミ
※個人の感想であり、成果を保障するものではありません。